まさかサンドリアから飛空挺に乗れちゃうとは思わなかったな…バストゥークからだったらともかく。
「バスからでも問題だ」
クラウドさんがため息混じりに冷静なツッコミ。
てか、半分呆れてるみたい。
「そうだキラ、アスランってやつ、一度サーチしてみたらどうだ?」
「ああ、そういえばそうね」
ムゥさんが思い出したように言って、マリューさんも頷く。
けど、僕は首を横に振った。
「飛び出したって言ったって、サンドリアの上級貴族だよ? 本名で冒険者登録してるとは思えないよ」
「けど、大統領の息子のお前さんだって本名で登録してるじゃないか」
「うちの父さんは別に貴族じゃないし、そういうとこわりと放任だから」
ガイさんにそう答えたところで、ジュノに到着するアナウンス。
さあ、アスランを捜すぞ!
今どこにいるのかな…早く逢いたいよ。
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