うーん、とティファさんが考え込んだ。あれ?
「調べるのは構わないけど…居場所が分かっても追いかけられないんじゃ意味ないんじゃない? 先にLV上げしたらどうかな」
クラウドさんに連れて行かれたのは、下層のお店。
ダイニングカフェとバーを足したような、賑やかで明るい、感じのいいお店だ。
紹介されたティファさんはこの店の店長さんで、実は情報屋でもあるっていう、健康的に日焼けした肌と綺麗な黒髪の美人さん。
クラウドのお連れさんなら喜んで力になるわよ、って笑ってくれたんだけど、事情を説明したら、そんな返事が返ってきた、ってわけ。
…うーん…。
確かにそのとおり、なんだよなぁ…。
へこみかけてた僕の肩に、マリューさんの手がのせられた。
「それじゃ、ウィンダスに行きましょうか」
にっこり。
また久々になっちゃった。そろそろ本編も更新したい…。
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