腐ったりとか語ったりとか。

マリューさんとムゥさんが戻ってきた。
位の高そうな女騎士さんと、身分のある人がお忍びで来ました、って感じの女の人と一緒に。
キラちゃ―――ん！！って女の人に抱き付かれてびっくり！
レノアおばさん！！
げ、元気そうなのは嬉しいけど、な、なんか…吹っ切れちゃってないですか…？

「それは当たり前よ、キラちゃんがわざわざ来てくれるなんて！嬉しいわ、主人は公務に掛かりっきりだし、アスランは冒険者になって飛び出したっきり手紙の一通も寄越さないし、私毎日つまらなくて、カリダと文通するくらいしか楽しみがないのよ！まあでも本当に大きくなったわね～、あら、こちらが双子の妹さん？お姉さんだったかしら？本当にそっくりね、一目で分かったわ！お仲間の皆さんもご一緒にいらして！普通のお話が出来るお客様なんてどのくらいぶりかしら！嬉しいわ～！！」

え、え、え、ちょっ、ちょっ、おばさんちょっと待って！！
今何て言ったの！？



ア、アスランが冒険者になったって！？










（レノアさんはお茶目なお母さんっていうイメージがあります個人的に。…ちょっと誇張しすぎたかな？）