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2008-10-06(Mon)

TOA第1話&第2話感想+小話

あああああ!!!
観ました観ました観ました!!!

可愛い!!!!!!!!!

ルークからウゼェと叫んで双牙斬を放たれそうなくらい繰り返したい!!
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い!!!

とにかくみんな可愛い!!
OPのアニスとかあれなんですか!! 連れて帰っていいですか!! こんな妹ほしいです師匠!!
うっかり赤毛背中合わせがふっとぶ勢いで可愛かったアニス。

さすがアッシュのレプリカ、と納得するルークのツンデレクオリティ。
どうしようもないおぼっちゃんだけど、根は優しいんですよ。根は純情なんですよ。邪気はないんですよ。っていうのがチラッチラッと見えるたびにああもう可愛い可愛い可愛い(わかったおちつけ)

それにしても小さなシーンもいちいち演出が丁寧で頭が下がります。
ペールのこともガイの剣のこともちゃんと複線張ってあるし、その張り方がまた丁寧。
ガイとヴァンが喋ってるところにルークがきて、ペールがルークに声をかけるシーン。呼びかける相手はルークなんだけど視線はガイ達の方向。本当に聞かせたいのはガイ達で、ルークが来たことを報せる役目。
そういうちょっとしたところもきちんと描かれていて、ああこの作品は本当に関わっているスタッフさん全員が原作を愛してくれて、そしてアニメという新しいフィールドへ連れてくるにあたって大切に丁寧に接していらっしゃるんだな、っていうのが凄く凄く伝わってきます。
とても嬉しい。

第1話前半で早速登場したナタリアについても、確かにゲームではちょっと唐突に出てくる感じかなぁという気がするので(といっても実はナタリア登場イベントを自分ではまだ見てなくて、お友達のKさんから聞いたお話と攻略本情報だけなんですが)、ここで「キムラスカ王女」であり「ルークの婚約者」である彼女を登場させておくことはとても重要だと思います。
ひとつは、物語の出発点がキムラスカ・ランバルディア王国であるということを強調できる点。ゲームだとマップ開くなり何なりで確認できますが、アニメでの現在位置って案外把握しにくいですから。種でも何度か画面下方に地球軍○○基地だの月基地○○だのとテロップ出してフォローしてましたからね。
もうひとつは、ナタリアとのあのやり取りによって、多くの状況説明ができて、かつ複線を張れた点。ルークがマルクトに誘拐されて記憶がない云々も勿論ですが、もっと大事なのは約束のことです。このときの約束についてのやりとりは、ナタリアとルーク(つまり現アッシュ)との約束の件のみならず、ガイの約束と賭けに対しても複線になっている…と思うのは勘繰り過ぎでしょうか。いや、きっとそんなことはないと思う。あの場にガイもいたし。

イオン様と多分ローレライもキャスティング変わっていましたが、違和感なくてホッとしました。こうなるとシンクが出てくるのが楽しみ。
ルークとイオンがほのぼのしてるのが…嬉しいんだけど切ない…!

ミュウの大群はアニメで見ると一瞬ちょっと怖かった(笑) ゲームだと可愛いの大群でほにゃあとなったんですが。でもすぐに長老のどアップで吹いてしまった。可愛い可愛い可愛い!!
ミュウの凶器級の可愛さは健在ですね…!!!

早くも第3話が楽しみで仕方ありません!



さて下に折りたたんであるのは#1と#2を観て突発的に出てきた小話。大急ぎでドバーっと書いたのでかなり荒いですが。
おもいっきりネタバレしてる(ゲームのED直後)のでご注意。

・あなたへの歌
TOAED直後捏造、ルーク&ティア

 

 仲間達が声を掛けられずにいる中、真っ先にティアが「お帰りなさい」と告げた。
「ああ。ただいま」
 そう答える彼の顔は、ルークのようでもあり、アッシュのようでもあり。
「お帰りなさい。ところで、我々はあなたを何と呼べばよいのでしょうね」
 眼鏡のブリッジを押しながら、やっとジェイドが歩み寄る。
 仲間達が複雑な表情になる中、『彼』はなんてことないとでも言うかのように、ひょいと肩を竦めた。
「ルーク、でいいんじゃないか? アッシュもルークも、どっちも元々『ルーク・フォン・ファブレ』なんだからさ」
 その答えは、全員が抱いていた疑問に対する決定的な答えでもある。
「…では、貴方は…」
「ああ。二人で一つだったのが、一つで二人になっちまったって感じかな」
 複雑な表情を隠せないナタリア。ルークはその肩にそっと触れた。
「ごめんな。別々に戻ってこれなくて」
「っ! わたくしは…!」
 ぶんぶんと顔を左右に振って、その手を握り締める。ぎゅっと瞑った目の端から、涙が零れて手の甲へ落ちた。言葉にならない思いの代わりのように。
「こうして戻って来れただけでも奇跡です。贅沢は言いません。…よく帰ってきてくれました。『ルーク』」
「ああ。だいぶ待たせちまったみたいだけどな」
 ナタリアの思いを代弁し、そして恐らくは自身の飾らない本音であろうジェイドの言葉に、ニッと笑い返すルーク。
「とにかく、夜の森は危険です。アルビオールまで戻りましょう」

 森の入り口に停めてあるアルビオール。そこへ戻る道すがら、あれからこうなったのどうなったのと、雑談のように現状報告をする仲間達。ルークはそのひとつひとつを聞いて、丁寧に頷く。
「ねえ、あなたは? 今までどうしていたの」
 ふとティアが尋ねると、ルークは優しく微笑んで夜空を仰いだ。
「音符帯にいた。…ずっと、降りるところを探してたんだ。目印がないと、降りられないからさ」
「目印って…、ファブレのお屋敷とかキムラスカのお城とかじゃダメだったのぉ?」
「そういう意味の目印じゃないんだ。こっちが降りたいって思ってても、地上から呼んでくれないと降りられなくて、それをずっと探してた。…で、ティアの大譜歌が聴こえてさ。あっ、て思って耳を澄ませて…。呼び合うのを感じた瞬間、あそこにいたんだ」
「でも、ティアの歌なら今までにも…」
「それは呼ぶ力が違ったからだと思う。ぼんやりと聴こえてきたことはあったんだ。だけど、どこから聴こえてるのかまでは分からなかった。辿りきれなかったんだ。多分、今まではどこかで諦めてたんだろ」
 さらりと告げられた言葉に、えっと怯んだのはティアだけではなかった。責めてるわけじゃないんだ、と皆を見渡してルークが笑う。
「そりゃ、『ルーク』は音素乖離が進んでていつ消えてもおかしくない状態だったし、『アッシュ』は死んじまってたし。自分でもあのまま消えちまったっていうほうが自然だって思うからな。仕方ないよ」
「…」
「だけど今日は違った。必ず帰って来る、っていうか…あいつは死んでなんかない、っていう感じかな。そんな強い気持ちを感じた」
「………あ」
 そうか、とガイが手を打つ。
「墓だ、ティア」
「お墓?」
「ほら、今日ルークの墓の前で成人の儀をやるって」
「誰もいない墓の前であいつに語りかけるなんてごめんだ、でしたっけ?」
「そう、それだよナタリア。みんな同じ気持ちだっただろ? それがティアの歌に乗って、ルークのところにまで伝わったんだ」
 お前の知らないところで、勝手にお前の墓が建てられ、死んだことにされてしまう。
 そんなのは嫌だ。帰って来い。姿を見せて、生きていることを教えろ。
 約束を果たして。戻って来て。帰ってきて。
「なるほど。文字通り全員の心が一つになった瞬間だったと、そういうことですか。全く意味のない碑だと思っていましたが、こんな風に役に立つとは意外です」
 穏やかに微笑むジェイド。

「…届いていたのね」
 ぽつりと、ティアが呟く。
 ああ、と小さく答えたルークが、ティアの手を握った。

 ただいま。
 

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海原未漣
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女性
自己紹介:
ヴァナ・ディールとエオルゼアに分身を降り立たせるも散歩目的というマイペースな我が道爆走ゲーマー。一応まだ文字書き属性の腐女子でいるつもり。NLBLGLおかまいなく雑食。ときめきや切なさの刺さるLOVEであればね。きゅんきゅんしたいんだよ!
只今テイルズ熱再燃中につき、ほぼほぼTOXプレイ日記と化しております。
他、現在プレイ中…GE2RB、TOV、TOレーヴユナイティア、FFシアトリズムCC。
プレイ途中で一時停止中(積んでるとか言わない)…TOA、TOGf、P4G、DoD3、ニーア、DQH、シャイニングレゾナンス、討鬼伝、BBCC、BBCP、FF11、FF14、ドラゴンズクラウン。
プレイ開始待機中…TOX2、TOツインブレイブ、月英学園kou。
クリア済…P4Q(4主)。
やりたいけど諸事情により諦めた…FF零式、FF15、ソルサク。
視聴中アニメ…うたプリ。全話観た…野崎くん。途中までは追えた…ヨナ。
他にも種やマクFとかとか。

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