新年早々湿っぽい話になりますがごめんなさい。
昨年12月29日、祖母が急逝致しました。
孫の中で私が最初の女の子だったためか、随分可愛がってもらいました。震災前までは車で一時間前後の距離に住んでいたため、私にとっても里帰りというより「おばあちゃん家に遊びに行く」という感覚で、小さい頃からよく遊んでもらったし、ワガママ言ったり駄々をこねたりしていたものです。
ただ、ダメな時は「駄目」、お行儀の悪いことをしたら「めっ」と叱られた記憶が。それでもやっぱり、にっこり笑った顔のほうが圧倒的に多く思い出されます。優しいおばあちゃんでした。遊びに行って帰る時には、夜で寒いのに門から外に出て、車に戻る私達の姿が見えなくなるまで「またね」と行って手を振って見送ってくれました。
長くベッドから降りられない状態ではありましたが、お見舞いに尋ねた家族のこともちゃんと分かっていましたし、途切れ途切れでもなんとか喋ることができていました。それに自力で腕を動かしたりもしていたので、年末年始の繁忙期が終わったらまたお見舞いに行けると思っていました。
ところが、私が忙しい忙しいああ疲れたとぼやいていたのを聞いていたかのように、「ちょっと一休みしていらっしゃい」とでも言ってくれているかのようなタイミングで。
もう少し頑張って欲しかったような気もすれば、やっと痛みから解放されてゆっくり眠れるのかなとホッとするような気もして、まだ少し気持ちの整理がつききれてない感じです。今日から仕事はちゃんと行ってますし、落ち込んだり悩み込んだりはしていませんが、ふと思い返す時間ができちゃったりすると、ちょっとまだ色々考えてしまったりしています。
そんなわけで、只今打ってもあまり響かない海原になっております。ごめんなさい。 …いえ、いつもは打ったらすぐ響くと思っているわけではありませんが。って堂々と言うことでもないですね。申し訳ありません。
しばらくすれば落ち着くと思いますので、それまで少々ご勘弁を。
喪中となるため新年のご挨拶は控えさせていただきますが、今年も変わらずお付き合い下さいますようお願い致します。
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